このページは、既にsbt 0.13.13 以上をインストールしたことを前提とする。
sbt 0.13.13 以降を使っている場合は、sbt new
コマンドを使って手早く簡単な Hello world ビルドをセットアップすることができる。
以下をターミナルから打ち込む。
$ sbt new sbt/scala-seed.g8
....
Minimum Scala build.
name [My Something Project]: hello
Template applied in ./hello
プロジェクト名を入力するプロンプトが出てきたら hello
と入力する。
これで、hello
ディレクトリ以下に新しいプロジェクトができた。
次に hello
ディレクトリ内から sbt を起動して sbt のシェルから
run
と入力する。Linux や OS X の場合、コマンドは以下のようになる:
$ cd hello
$ sbt
...
> run
...
[info] Compiling 1 Scala source to /xxx/hello/target/scala-2.12/classes...
[info] Running example.Hello
hello
後で他のタスクもみていく。
sbt シェルを終了するには、exit
と入力するか、Ctrl+D (Unix) か Ctrl+Z (Windows) を押す。
> exit
ビルド設定方法はプロジェクトのベースディレクトリに build.sbt
というファイルとして配置される。
ファイルを読んでみてもいいが、このビルドファイルに書いてあることが分からなくても心配しないでほしい。
ビルド定義で、build.sbt
の書き方を説明する。