sbt には、柔軟かつ強力なビルド定義(Build Definition)を支えるための独自の概念がいくつか存在している。 その概念は決して多くはないが、sbt は他のビルドシステムとは一味違うので、ドキュメントを読まずに使おうとすると、きっと細かい点でつまづいてしまうだろう。
この「始める sbt」では、sbt ビルド定義を作成してメンテナンスしていく上で知っておくべき概念を説明していく。
このガイドを一通り読んでおくことを強く推奨したい。
もしどうしても時間がないというなら、最も重要な概念は .sbt ビルド定義、 スコープ、と タスク・グラフ に書かれている。 ただし、それ以外のページを読み飛ばしても大丈夫かは保証できない。
このガイドの読み方だが、後ろの方のページはその前のページで紹介された概念の理解を前提に書かれているので、最初から順番に読み進めていくのがベストだ。
sbt を試してくれることに感謝する。ぜひ楽しいんでほしい!
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sbt0.13での変更点や新機能に興味があるなら、sbt 0.13.0 の変更点 を読むとよいだろう。